【STUDIO】無料プランでできること一覧と注意点
ウェブ制作のノーコードツールとして人気を集めている【STUDIO】は、無料プランでも多くの機能を活用して高品質なサイトを作成できるため、多くのユーザーに利用されています。
今回は、STUDIOの無料プランでできることやその制限、注意すべきポイントについて詳しく説明します。
STUDIOの無料プランでできること
ウェブサイトの作成・公開
STUDIOの無料プランでは、基本的なサイトの作成や公開が可能です。
ノーコードで直感的に操作できるデザインツールを使い、視覚的に美しいウェブサイトを制作できます。
無料プランで作成したサイトは、STUDIOのサブドメイン(例: yoursite.studio.site)で公開され、一般のユーザーにも閲覧可能です。
この場合は、「yoursite」部分を自身のサイト名に合わせて変更することが可能です。「studio.site」の部分はSTUDIOのフリープランを使用する場合は変更することができません。
独自ドメインを使用するには有料プランにアップグレードする必要がありますが、無料プランでもポートフォリオサイトや小規模なビジネスサイトを立ち上げるのに十分な機能が備わっています。
基本的なSEO対策
STUDIOの無料プランでは、基本的なSEO(検索エンジン最適化)機能も利用可能です。
メタタグや画像の代替テキストの設定、ページごとのタイトルやディスクリプションを設定して、Googleなどの検索エンジンにおけるサイトの可視性を高めることができます。
無料プランの範囲でも、これらのSEO設定を行うことで、ウェブサイトへの自然流入を期待することができます。
特に個人ブログや小規模ビジネスのサイトでは、SEO対策は検索結果での露出を高める重要な要素となります。
基本的なCMS機能
STUDIOでは、無料プランでもCMS機能(コンテンツ管理システム)が利用可能です。
これにより、コーディング不要で簡単にコンテンツの更新や管理ができます。
たとえば、ブログ記事や製品ページを追加・編集する際、管理画面から直感的に操作できるため、定期的に更新が必要なサイトにも対応しています。
チームメンバーの追加
無料プランでも、STUDIOのプロジェクトにチームメンバーを無制限に追加できます。
これにより、サイト制作を一人で行うのではなく、他のメンバーと共同作業を行うことが可能です。
オーナー権限と別で作業者やスタッフを複数追加することができるのでアカウントが各々が自分のアカウントでログインできるので記事の更新・ページの新規追加など同じタイミングで作業することが可能です。
ページ数に制限がない
STUDIOには、ページ数の制限が実質的にありません。
中規模サイトであれば、80ページ程度は問題なく作成可能です。デザインデータの容量にさえ注意すれば、大規模サイトにも対応できます。
実質的に無制限にページを作成できる点が魅力です。
また、お知らせ等はCMSを駆使すれば80ページ以上の作成も可能となっています。
STUDIOでは作成できるページ数に制限は設けていませんが、デザインデータの量に注意が必要です。プロジェクトのデザインデータが上限量を超えると、新しいページの作成、既存ページの削除や複製など、一部の操作ができなくなります。
引用元:
無料プランでの注意点
独自ドメインの使用が不可
無料プランではSTUDIOのサブドメインが使用されるため、独自ドメインを利用してブランディングを強化したい場合や、よりプロフェッショナルなサイト運営を目指したい場合には制約があります。
独自ドメインを使用するためには、STUDIOの有料プランにアップグレードが必要です。
バナー表示
無料プランで公開されたウェブサイトには、画像左下に出ている小さなバナーが表示されます。
これは、無料でサービスを提供しているための仕組みですが、ビジネス用のウェブサイトやプロフェッショナルな印象を与えたい場合にはマイナスポイントとなる可能性があります。
この広告を非表示にするには、STUDIOの有料プランに加入する必要があります。
個人的には許容できるほどのバナーと思っていますが、許容できない場合は有料プランへの加入が必要です。
カスタマーサポートの制限
STUDIOの無料プランでは、カスタマーサポートの対応が有人での個別サポートを有料プランに限定されています。
これまで、利用プランや相談内容に依らず、様々なご相談について「チャットで問い合わせる」にて対応してまいりました。
2023年8月15日より、STUDIOご利用中のご相談について、有人による調査・ご案内を有料プランご契約中プロジェクトに限定させていただきます。
基本的にサイトが見れないなどのトラブルなどはSTUDIO全体での問題になりますので、解消されるのを待っていれば問題ありません。
Googleアナリティクスとの連携
ウェブサイトのパフォーマンスを追跡するために、STUDIOの無料プランでもGoogleアナリティクスを使用したいと考えている方もいると思いますが、無料プランでは使用することができません。
STUDIO内でも最低限の計測はできますので、ひとまずフリープランを使用して満足できない場合などは有料プランに変更することを検討してもいいと思います。
まとめ
STUDIOの無料プランは、初心者や小規模なプロジェクトにとって非常に魅力的な選択肢です。
ノーコードで直感的な操作が可能で、基本的なSEO対策やCMS機能も備えており、コストをかけずに美しいサイトを作成できます。
しかし、独自ドメインが使用できないやGoogle Analyticsとの連携ができないなどの制約があるため、サイトの規模や目的に応じて、有料プランへのアップグレードも検討する必要があります。
無料プランを最大限に活用し、効果的なウェブサイトを作成しながら、今後のプロジェクトの成長に合わせて適切なプランを選択していくことが、成功へのカギとなるでしょう。